COOP SAPPORO コンシェルジュ

暮らしお役立ち情報 No.54

[サービスコード/P00216-00001]
衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?
暮らしお役立ち情報 No.54

洗濯やアイロンがけ、クリーニングなど衣類のお手入れをするときに、衣類に付いている洗濯表示(取扱表示)を確認していますか。洗濯表示は、衣類を適切にお手入れするための大切な情報です。洗濯表示を理解し、衣類を正しく取扱い、きれいに保ち、長く着用していきましょう。

1.洗濯表示の見方とポイント

洗濯表示は、「家庭での洗濯の仕方」「漂白の仕方」「乾燥の仕方」「アイロンのかけ方」「クリーニングの種類」の5つの基本記号と、「強さ」や「温度」、「禁止」などを表す付加記号や数字によって表示されます。基本記号と付加記号・数字が組み合わさった表示を読み取ることで、その衣類の適切な洗濯の方法が判断できるようになっています。

 

●記号の見方とポイント

●細やかな41種類

●表示は取り扱い方(家庭洗濯、漂白、乾燥、アイロン等)の上限を表す

記号が示す強さか、それ以下の強さ(高さ)で取り扱いましょう。表示よりも強い作用や高い温度での洗濯やアイロンかけは、衣類にダメージを与える可能性があります。

 

●記号は次の並び順で表示されます

●記号だけで伝えられない情報は付記用語を記載

記号内の日本語の表記はありません。代わりに、これらの情報は表示記号の近くに付記用語で記載されることになります。

2.洗濯表示の活用法は?衣類を購入するときや、洗濯をするときに確認しましょう

衣類の中には取り扱いが難しいものもあります。衣類を購入するときは、デザインや用途だけでなく、洗濯表示を見て、家庭で洗濯できるか、クリーニング店に出さなければならないのかなども確かめましょう。
また、衣類を洗うときには、洗濯表示に従って取り扱いましょう。なお、以前の洗濯表示は「このような洗い方をしてください」という指示表示でしたが、現在は衣類にダメージを与えない上限を示した「上限表示」です。つまり、表示に示されたよりも強い作用や高い温度で洗濯などを行ってはいけません。記号で示された作用や温度で行うか、それよりも穏やかな条件で行うことが必要ですが、その範囲内のどの条件で行うかは自分で決める必要があります。記号のそばにある参考情報(付記用語)にも取扱い上の注意が書かれていますので、併せて確認しましょう。

(取材協力:消費者庁 文責:政府広報オンライン)