COOP SAPPORO コンシェルジュ

暮らしお役立ち情報 No.41

[サービスコード/P00188-00001]
台風や大雨災害に備えて、「キキクル(危険度分布)」の活用を。
暮らしお役立ち情報 No.41

災害大国日本。10月までは日本に接近・上陸する台風が多くなり、大雨、洪水、暴風、高潮などをもたらします。特に、台風や大雨によって、崖崩れや土石流、川の氾濫などが発生しやすく、人々の生命が脅かされるような自然災害が、毎年のように発生しています。
他人事ではありません。「うちは大丈夫」「まだ大丈夫」と甘くみることは禁物です。

「防災気象情報」を活用し、大雨や台風への備えを防災気象情報を活用し、大雨や台風への備えを

(1)警報・注意報
気象警報を発表するような激しい現象は、ひとたび発生すると命に危険が及ぶおそれがあります。そうした現象が予想される数日前から気象庁では「早期注意情報」や「気象情報」を発表し、その後の危険度の高まりに応じて「注意報」、「警報」、「特別警報」を段階的に発表しています。

(2)土砂災害警戒情報
雨が降り出したら、大雨や洪水の「警報」、さらに「土砂災害警戒情報」にも注意しましょう。この「土砂災害警戒情報」は、「警報」の発表後、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに都道府県と気象庁が共同で発表しており、命を奪うような土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況であることを伝える情報です。

迫る災害を一目で確認!危険度分布「キキクル」

大雨・洪水警報の危険度分布「キキクル」とは、「土砂災害」「浸水害」「洪水災害」が、どこで、どのレベルの危険として迫っているかを色分けし、一目で危険度がわかるようにしたサービスです。

近年、大雨による土砂災害や浸水などが日本各地で発生しています。今、どこで、どのくらい危ないのか?自分の周囲は安全なのか?気象庁では、大雨による災害の危険度の高まりを5段階の色分けで地図上に表示する「危険度分布(愛称:キキクル)」を公表しています。災害発生の危険を察知し、安全なうちに避難するために、危険度分布「キキクル」の情報をお役立てください。

危険度を把握したら「避難行動判定フロー」の確認を。

「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自宅の災害リスクととるべき行動を確認しましょう。学校や公民館といった指定緊急避難場所への移動だけが避難というわけではありません。「避難行動判定フロー」では、災害時にとるべき避難行動をフローチャート形式で選択できます。災害に備え、事前準備や災害時の対応について確認してみましょう。

◎ハザードマップは、各自治体のHPや国土交通省のハザードマップポータルサイトで閲覧できます。ハザードマップポータルサイトへアクセスすれば、ある地点の自然災害リスクが住所検索や、現在地からの検索により簡単に調べられます。なお、各自治体の窓口では、紙のハザードマップも配布されています。


編集(転載作業) チームコンシェルジュ
政府広報オンライン
・この雨、大丈夫? 迫る災害を一目で確認!危険度分布「キキクル」
・大雨や台風の気象情報に注意して早めに防災対策・避難行動を行いましょう より一部引用転載