COOP SAPPORO コンシェルジュ

暮らしお役立ち情報 No.43

[サービスコード/P00190-00001]
ネット通販でトラブル急増!
暮らしお役立ち情報 No.43

おうち時間が増えて、インターネットを楽しむ時間がコロナ前より増えたという集計もあるそうです。
インターネット通販で「初回無料」「お試し価格」その申し込み、要注意です。1回きりのお試しのつもりで購入したら、実際には違ったというトラブルが急増しています。どんなサイトに注意をし、何を確認すべきなのかポイントを紹介します。

「お試し」のつもりが定期購入に?

「健康に良い」「ダイエット効果あり」「バストアップ効果あり」や「有名女優も使用」とうたう健康食品や化粧品の広告を見て、商品を通常価格より安い価格で購入したら、複数回の購入が条件の定期購入契約だったというトラブルが増えています。
「お試し」「1回だけ」のつもりが、実際には、定期購入契約になっていて注文した覚えがないのに2回目が届いた、途中で解約できない、そもそも電話がつながらないなどという事例が多くあります。ネット通販を利用する際は、次のようなウェブサイトには、特に注意しましょう。

▼問題のあるサイトの例

▼定期購入のトラブルの事例

【事例1】 お試しの1回切りのつもりで注文したが定期購入が条件だった
【事例2】 カウントダウンに焦って注文したら実際には定期購入が条件だった
【事例3】 事業者に電話がつながらず解約できない

インターネット通販にはクーリング・オフがありません。

インターネット通販は、訪問販売や電話勧誘のような不意打ち性がないため、契約を解除できる「クーリング・オフ」がありません。
定期購入トラブルの多くは規約などの確認不足や販売サイトのわかりにくさが原因ですが、通信販売は、「自ら商品を選び、取引条件を確認し注文している」のが前提です。販売サイト内に定期購入であることが表示されていれば、気づかずに申し込んでしまったとしても、取引条件に納得して契約したとみなされます。納得がいかないからといって商品を送り返したり、代金を支払わなかったりすることはできません。
申し込む際は、商品や取引条件を慎重に確認しましょう。

□1回限りの購入か? 継続的な購入か?
□継続的な購入の場合、回数が定められているか?
□支払う総額はいくらか?
□解約や返品が可能か? 
□解約や返品ができる場合はどんな条件か?

疑問や不安が生じた場合は、すぐ相談

「請求に納得できない」「連絡がとれない」などのトラブルが生じた場合には、すぐに消費者ホットライン「188(いやや!)」番に相談しましょう。

 

編集(転載作業) チームコンシェルジュ

<取材協力:消費者庁 文責:政府広報オンライン>