COOP SAPPORO コンシェルジュ

暮らしお役立ち情報 No.17

[サービスコード/P00140-00013]
12.がんのリハビリテーションのことを知る
暮らしお役立ち情報 No.17

がんと診断されたときから、障害の予防や緩和、あるいは能力の回復や維持を目的に、あらゆる状況に応じて実施することで、クオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)の維持を目指します。(公開日:2018年12月7日)

より良い療養のために、リハビリテーションに積極的に取り組みましょう

通常リハビリテーション(以下リハビリ)は、何らかの障害が起こってから受けるのが一般的ですが、がんのリハビリでは、がんと診断された後、手術や化学療法、放射線治療などが始まる前、あるいは実施された直後から開始し、治療に伴う合併症や後遺症などを予防するものもあります。

また、がんのリハビリは治療と並行して行われるため、病状の変化をはじめ、あらゆる状況に対応することが可能で、治療のどの段階においても、それぞれのリハビリの役割があり、患者さんが自分らしく生きるためのサポートを行っています。

医療スタッフによるリハビリの指導を受けるだけでなく、患者さん自身や家族でもリハビリを行うことができます。担当医や看護師、リハビリのスタッフに尋ねたり、がん相談支援センターに問い合わせてみましょう。

表1:治療・療養の各時期におけるがんのリハビリテーションの目的

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編集・脚本 チームコンシェルジュ

<掲載内容の情報源・根拠>
・国立がん研究センター がん対策情報サービス
 「がんになったら手にとるガイド」