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暮らしお役立ち情報 No.69

[サービスコード/P00242-00001]
いつ起こるかわらかない災害時のために、日頃からできる対策
暮らしお役立ち情報 No.69

いつ、どこにいるときに起こるかわからない地震などの自然災害。時として、想像を超える力で襲ってきます。しかし、日頃から防災対策をしておくことで、ある程度自身の身を守ることができ、被害を少なくすることはできます。防災対策で大切なことは、自分の身の安全を守るために一人ひとりが取り組む備え。そのポイントを紹介します。

自分でできる防災対策

災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だと言われています。
自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守ることです。特に災害が発生したときは、まず、自分が無事であることが最も重要です。

「自助」に取り組むためには、まず、災害に備え、自分の家の安全対策をしておくとともに、家の外において地震や津波などに遭遇したときの、身の安全の守り方を知っておくことが必要です。

いま話題!100円ショップで揃える「災害ボトル」
外出時にも襲ってくる災害に備え、警視庁災害対策課のポストから一気に広まった「災害ボトル」を携帯する人が増えています。
いざというときに必要なものを、水にも強いボトルに入れておくことで、防災力を高めることができます。中に入れるグッズも100円ショップで揃えられるものが多く、中身は個人でアレンジすることが可能です。

(引用先:警視庁)
①500mlのウォーターボトル
②ホイッスル
③圧縮タオル
④エチケット袋
⑤ミニライト
⑥ビニール袋
⑦常備薬
⑧ばんそうこう
⑨アルコール消毒綿
⑩ようかん
⑪現金

ようかんに限らず、保存のきく腹持ちの良いものがあればそれもおすすめ。

自分が必要だなと思うものを入れておきましょう。

ポーチなどでの非常バッグもありますが、ボトルの場合は、水害にも強く、実際に飲用に使用することも可能です。

家の中の安全対策

大地震が発生したときには、「家具は必ず倒れるもの」と考えて、防災対策を講じておきましょう。
家具は転倒しないように、壁に固定するなどの対策を。また、家具のほかにも、窓ガラスや照明、テレビ、電子レンジ・オーブンなど、家の中には実は危険なものがたくさんあります。地震の発生時、それぞれの部屋にどのような危険があるのかを考えて、対策をしておきましょう。
また、手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておくことも大切。懐中電灯は停電による暗闇を歩くときの必需品です。スリッパは割れたガラスなどの破片で足をけがするのを防ぎます。少しの息でも音が出るホイッスルは、建物や家具の下敷きになった場合に救助を求めることができ、救助する際の生息の目安になります。

ライフラインの停止や避難への備え

大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまう可能性があります。ライフラインが止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です。

非常持ち出しの例
•飲料水
•食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
•貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
•救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
•ヘルメット、防災ずきん
•マスク
•軍手
•懐中電灯
•衣類
•下着
•毛布、タオル
•携帯ラジオ、予備電池
•モバイルバッテリー
•使い捨てカイロ
•ウェットティッシュ
•洗面用具
•マスク
•手指消毒用アルコール
•せっけん、ハンドソープ
•ウェットティッシュ
•体温計


家族が別々の場所にいるときにも災害が起こります。安否確認ができる方法や連絡先をあらかじめ決めておきましょう。
携帯電話は災害時に回線がつながりづらくなることがあります。「災害用伝言ダイヤル(171)」、携帯電話のインターネットサービスを利用した「災害用伝言板」などのサービスを利用することも検討してください。

引用:政府広報オンライン、警視庁
編集:チームコンシェルジュ